チャンピックスは高い禁煙率を誇る禁煙補助薬ですが、チャンピックスを使って禁煙した人が必ずしも禁煙に成功するわけではありません。
つまり!チャンピックスを使っても禁煙できなかった人もいるということです。
果たしてその原因はなんなのか?チャンピックスは効かないのか?
今回は、チャンピックスを使っても禁煙できない理由と、チャンピックスが効くのかどうかについて解説していきましょう!
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チャンピックスの禁煙成功率は?
チャンピックスで禁煙できない理由について解説する前に、チャンピックスの禁煙成功率について知っておきましょう。
参考すぐ禁煙
しかし逆に言えば、20%から30%の人は禁煙に失敗していることになりますね。
ニコチネルパッチ・ニコチンガムの禁煙成功率は?
ちなみに、チャンピックスの前に禁煙補助薬として主流だったニコチネルパッチやニコチンガムの禁煙成功率はというと…
現在の禁煙治療でチャンピックスが主流になっている理由がわかると思います。
自力での禁煙成功率は?
では、禁煙補助薬を全く使わない「自力での禁煙」の成功率はというと…
タバコを気合いや根性だけでやめることの難しさがわかるデータですね…。
チャンピックスで禁煙できない理由
上で書いたように、チャンピックスの禁煙成功率は70%〜80%にも達しています。
では、残りの20%〜30%の人はなぜ禁煙に失敗してしまったのでしょうか…。
チャンピックスはニコチンではありませんが、ニコチンのような働きをする薬です。
チャンピックスは、以下の2つの効果を発揮します。
チャンピックスの効果①ニコチン切れの防止
チャンピックスの働き、その①は「ニコチン切れの防止」です。ニコチンの禁断症状や離脱症状の防止ともいえます。
チャンピックスが脳のニコチン受容体に入ることで、少量のドーパミンを出します。
こうすることで、ニコチンが体内に入ったと脳が勘違いしてくれます。
その結果、「ニコチン切れでタバコを吸いたい」という気持ちが起きにくくなります。
チャンピックスの効果②タバコをまずくする
チャンピックスの働き、その②は「タバコをまずくする」です。
タバコを吸うと、ニコチン受容体にニコチンが入ってしまい、ドーパミンを放出してしまいます。
その結果「タバコがおいしい!」と思ってしまうわけですが、チャンピックスを飲んでいた場合は、ニコチン受容体にはすでにチャンピックスが入っています。
ニコチンが入り込む隙間がないので、タバコを吸ってもドーパミンが出にくい状況になります。つまり、「あれ、、、なんかタバコまずいな…」と思ってしまうわけです。
チャンピックスの効果があっても禁煙できない理由は?
このような2つの効果があるチャンピックスですが、それでも禁煙に失敗してしまうのはなぜなのか!?
大事なところですが、チャンピックスは喫煙欲求を「抑えてくれる」のであって、完全に封印してくれるものではないんですよ。
そのため、タバコを吸うか吸わないかの最後の選択権は自分にあるわけです。
「タバコを吸わないとお前の命はないぞ…」みたいな状況で禁煙に失敗する人はいないでしょう。
「まあ1本くらいいいか」みたいな感じで禁煙に失敗する人がほとんどです。
そのため、チャンピックスがいくらがんばってくれても禁煙できない人は禁煙できません。
ポイント
チャンピックスを飲んでいても、最後はタバコを吸わない勇気が必要!
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チャンピックスが効かない?
チャンピックスに効果があっても禁煙できない人がいる一方で、チャンピックスが効かない人もいます。
このパターンも、チャンピックスで禁煙できませんね。
効果があるかは人による
そもそもですが、チャンピックスは薬である以上、効果があるかないかは人によります。
胃腸薬なんかと一緒ですね。
そのためチャンピックスを飲んでいても、タバコが吸いたくなったりまずく感じない人もいるわけです。
副作用が心配される場合
チャンピックスはニコチンと似たような働きをする、と書きましたが、ニコチンと同様に脳に働きかける薬なので、副作用が出る人もいます。
特に以下に該当する人は副作用が懸念されます。
- 以前に薬を飲んで、かゆみや発疹などのアレルギー症状が出たことがある
- 精神疾患がある
- 腎臓の病気がある
- 他に服用中の薬がある
- 妊娠中または授乳中である
- 未成年者である
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まとめ
今回は、チャンピックスで禁煙できない理由と、チャンピックスの効果の有無について書いてきました。
あなたも今回こそ最後の禁煙だと強く思って、禁煙にチャレンジしましょう!