さて!7回にわたってお届けしてきた「タバコの幻想」シリーズも今回で最終回です!
前回の記事はこちら。
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一生でタバコに使うお金は1000万超え!タバコのコスト計算したらヤバかった…
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さて、最後のテーマは「禁煙と意志」についてです。意志での禁煙成功率は5%という鬼のような低さ。
禁煙した人を見ると、「あの人は意志が強いんだな~」なんて思っちゃいますよね。
しかし、「強い意志での禁煙」は基本的に失敗します。もし成功したとしても、真の意味の禁煙(卒煙)とは程遠い状態である可能性もあります。
これまで解説してきた「タバコの幻想」を取り除き、「タバコを吸う必要がないぜー!」という精神状態にもっていかなければなりません。
今回は「タバコの幻想」シリーズのラストとして、「強い意志での禁煙」が失敗してしまう理由と真の禁煙方法について解説していきます!
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「メリット・デメリット法」は禁煙に失敗する
強い意志をもって禁煙しようとすると失敗すると書きましたが…
よくある禁煙の流れ
喫煙者は、なにかしらのタイミングで禁煙をしようと試みます。
禁煙のきっかけはこんな感じですよね。
禁煙のきっかけ
- 病気になってタバコをやめろと言われた
- お金を節約したいから禁煙したい
- 将来の病気リスクを考えると禁煙したほうがいいか…
- 彼女(彼氏)・旦那(嫁)に禁煙してといわれた
そして喫煙者が「禁煙しようかな…」と思った段階で考えることは、禁煙のメリットとデメリットです。
禁煙のメリットとデメリット
喫煙者が考える禁煙のメリットは…
禁煙のメリット
- お金が浮く
- 吸う場所を考えなくていい
- 口臭ケアがいらない
- 服の臭いが気にならない
- 健康的な体になる
- タバコを吸っていた時間を自由に使える
こんな感じでしょうか。
続いて、喫煙者が考える禁煙のデメリットですが…
禁煙のデメリット
- 喫煙所でのコミュニケーションがなくなる
- 居酒屋でお酒がまずくなるかも
- 休憩が取りづらくなる
- 仲間外れの不安
- 禁煙に失敗したときの周りの反応がめんどくさい
こんな感じですかね。
しかし、この「メリットとデメリットを考える」という行為が、すでに禁煙失敗の原因です。
詳しくはのちほど解説しますね。
話をいったん戻して…。
「メリットのほうが大きい!よし、禁煙しよう!」…ということで禁煙に挑戦するわけです。
禁煙は自分にとって大きな「犠牲」
ここで問題なのは、メリットとデメリットを考えて禁煙をスタートした人には「犠牲意識」が働くことです。
「禁煙のデメリット」をもう一度見てみましょう。
禁煙のデメリット
- 喫煙所でのコミュニケーションがなくなる
- 居酒屋でお酒がまずくなるかも
- 休憩が取りづらくなる
- 仲間外れの不安
- 禁煙に失敗したときの周りの反応がめんどくさい
つまり、タバコを吸っていれば「喫煙所でのコミュニケーションがなくな」らないし、「居酒屋でお酒がまずくなるかも」という心配がいらないし、「休憩が取りづらくなる」こともなく、「仲間外れの不安」からも逃れられて、「禁煙に失敗したときの周りの反応がめんどくさい」という思いもしなくて済むんです。
自分の好きなものを取り上げられたら、我慢するしかありません。
以前も書きましたが、ラーメン大好き人間がラーメンを一生禁止と言われるのはきついです。
お菓子大好き人間が、お菓子一生禁止と言われるのもつらいですね。
こういうとき、人間には犠牲意識が生まれます。禁煙することは、自分にとって大きな犠牲だと思っちゃうんです。。。
禁煙スタートから我慢の連続
犠牲意識がある禁煙は、我慢の連続です。
「ラーメン一生禁止」の場合は、街でどれだけおいしそうなラーメン屋を発見しようがラーメン特集を見ようがラーメンを食べてはいけません。
「お菓子一生禁止」の場合も同じ。コンビにで新発売のお菓子を発見しようが、昔ハマったお菓子の復刻版が出ようがお菓子を食べてはいけません。
タバコも同様で、喫煙所があってもタバコは我慢。食後の喫煙も我慢。パチンコをする人はパチンコ中の喫煙も我慢。
居酒屋でも当然吸ってはいけませんし、カフェでの喫煙も我慢です。
というわけで、我慢の禁煙はいつか必ず失敗します。
お金に困ったときや恋人との別れ、仕事がうまくいかないときなど、ストレスがたまったときに「もう禁煙なんていいや」ってなっちゃいます。
というわけで、またタバコを吸う生活に戻ってしまいます。。。
「強い意志」だけではタバコと戦えない理由
禁煙は「犠牲」ではありません。
なんで犠牲意識が生まれるかというと、タバコにメリットがあると思っているからです。
タバコにメリットがあると思ってしまうのは、これまでの「タバコの幻想」シリーズで何度も説明してきた通り、ニコチンの禁断症状に原因があります。
ニコチンはタバコを吸って1時間後に25%にまで減少してしまうので、喫煙者はニコチンを求めてタバコが吸いたくなります。
このとき、ニコチンの禁断症状である不安感や焦燥感が喫煙者を襲います。しかしタバコを吸うと、その不安感や焦燥感がなくなりリラックスできた気になります。
こうしてニコチン中毒の完成です。
こうなると、タバコをやめなければいけない=「犠牲」になるのは当然です。
しかし、このブログを読んでくれているあなたは、もうタバコの幻想が取り除かれてきているはず。
「喫煙=禁断症状を緩和する行動」ということを知れば、タバコがアホらしくなってきます。。。
「タバコが吸いたい」という気持ち自体がニコチンの禁断症状で、ニコチンに脳を支配されている状態なんですからね。
麻薬vs意志では勝ち目なし…
何千回、何万回という数で洗脳されてしまっている以上、意志だけではなんともなりません。
だから「強い意志」で禁煙をするのは難しいんですよ。
「タバコをやめるぞ!」という意志のみで禁煙しようとすると、タバコを吸えないイライラや不安感、焦燥感に1日中苦しみます。
1日中タバコのことを考えて仕事が手につかない、という人もいます。
この人たちに共通しているのは、「タバコを我慢している」という意識です。
喉がカラカラなのに飲み物を我慢しているのと同じ状態ですね。これはきつい。そうなると時間の問題です。
- 「仕事で思いもよらぬアクシデントが発生した」
- 「上司とのコミュニケーションのためにやはりタバコは必要だ」
- 「機嫌が悪くなったら家族に迷惑をかけてしまう」
みたいな言い訳を見つけてコンビニにGO。タバコを買ってしまいます。
こうなると、せっかく抜けかけていたニコチンが復活し、喫煙者に戻ってしまいます。
犠牲心の禁煙はストレスがたまる
さらにまずいのは、犠牲心をもった禁煙はストレスがたまるということです。
好きなものを我慢すれば当然ストレスがたまりますよね。
しかし「【タバコの幻想②】タバコはストレス解消になる!…という「ウソ」について解説します」でも解説しましたが、喫煙者は「タバコがストレス解消になる」と思っています。
そうなるとあとは簡単です。
ストレスがたまるので、「やっぱタバコがないとダメだ」という結論になり、コンビニにGOです。
「強い意志」で禁煙に成功した場合の落とし穴
このように、意志でニコチン中毒に立ち向かってもボコボコにされるのがオチです。
脳を支配されちゃってる以上、相当の精神力がないと太刀打ちできません。
意志の力で「タバコを吸いたい」という気持ちをねじ伏せ、禁煙に成功したとすればスゴイことです。常人には真似できることではありません。
が!意志の力で禁煙に成功した人は、タバコの幻想に取りつかれたままです。
つまり、「タバコ=いいもの」という意識は残っているわけです!
喫煙所やカフェ、レストランで、喫煙者がタバコを吸っているのを見ると「いいなあ…」と思っちゃったりするんです。。。
この状態は、ほんとの意味で禁煙できていません…..。
タバコを我慢しているだけなので、居酒屋でもらいタバコをしちゃったり、巨大なストレスを感じたりすると、喫煙者に戻る可能性大です。
タバコの幻想に取りつかれたままだと、「タバコはつらいときに役立つ」と思っているので、失恋しちゃったときとかに吸っちゃうわけです。
つらいのはニコチンの禁断症状なんですけどね…。
非喫煙者と同じ脳になれば禁煙成功!
禁煙しようと思ったら、「タバコやめるぞーおらーーー」という意志で戦ってはいけません。
「タバコ=いいもの」という幻想から抜け出し、禁断症状を緩和するだけの行動に意味あんの?って思わなきゃダメです。
つまり、禁煙するためには知識で戦わなければいけないわけです。
タバコに関する知識を学べば、非喫煙者と同じで「タバコ=いいもの」という考え方がいかにアホかわかってくるはずです。
あなたも、もともとは非喫煙者です。喫煙者で生まれてきた人間はいません。
だからこそ、非喫煙者と同じ脳に戻ることはできます。タバコの幻想さえ取れれば、タバコは怖くありません。
まとめ
今回の内容をまとめておきます。
- 禁煙のメリットとデメリットを考えること自体が間違い
- 禁煙は犠牲ではない
- 我慢で禁煙に成功しても失敗の可能性大
- 意志で戦うな。知識で戦え!
- 非喫煙者の脳に戻ろう
というわけで、今回はここまでです。
知識が頭に入ったらあとは禁煙するだけ!
ただ、ニコチンの禁断症状は恐ろしいので、楽に禁煙するために、チャンピックスの力を借りましょう。
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